コウノトリ野生化の道険し!

こんにちは、まめとらです。

放鳥コウノトリは“スネかじり” 公園の餌に依存85%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000532-san-soci

コウノトリって体格がいいので、エサ代もバカにならないでしょうねぇ〜。
ただ、地方自治体が取り組んで行ってきた事業なので、コウノトリを見殺しにしては困りますけどね。

平成17年から兵庫県立コウノトリの郷公園がおこないしている
コウノトリの野生復帰事業で、
放鳥されたコウノトリの約85%が公園の餌に頼って生活しているという実態が
明らかになったみたいです。

本来の意図は野生に返すという事らしいのですが、
飼育ケージからは放たれたものの、野生復帰には
まだまだ時間がかかりそうですね。

コウノトリの郷公園の話では放鳥したコウノトリは5年間で
計27羽になるそうです。
その内6羽は事故死したそうですが、野生程度で生息する21羽のうち
1羽は消息が謎だそうです。
19羽については放鳥後も公園内の飼育ケージに戻ってきて、
職員が用意した飼育中のコウノトリ用の餌のアジやフナを食べているそうです。

最近、人里に野生の熊や猪が出没して、生ごみを食い荒らすなどの被害が全国で発生していますが、
野生の動物が食べる餌が山には少ないということなんでしょうね。

コウノトリも食べる餌が見つかれば、野生化するのも難しい話ではなさそうな気がしますけどね。

ただ、野生化するにしても、自然の餌場が見つけられなければ、このままの状態が続くのは仕方ないことかと思います。